花の「散り際の美学」みたいなものを、私は信じている。
↑ 枯れゆく途中でも、そこにエネルギーが発生しているように見える。
↑ 咲き始めは 春のように若々しくて可憐だったこの花も…
↑ 数日前、最後の一輪が朽ちた。
年末から「お正月のアレンジ」として脇役ながら咲き続けていた
アルストロメリアの花が落ちました。
花が枯れるのは当たり前の事ですが、最後まで生き残る生命力に
何か心惹かれるものがありまして…。
特に好きなお花でもないし、メインになるようなものでもないのですが
毎日心の一部を綺麗にしてくれた事は確かです。
長くそばにいてくれてありがとう。。。
もののあわれですね。一時期こういうのばかり探して撮っていましたよ。
それにしても正月から今までよく持ちましたね。
切り花ってこんなに持つものなのかぁ
そうです、無常ですね。
こういうのを「探して」って、意気込みが感じられます。
他のお花は 当然もっと早くに枯れましたが、これは粘りましたねぇ。
それだけうちの玄関が寒かったという事? と、ちょっと心配。(笑)
そうでした。
YOKOさんは枯れ系大好き少女(笑)でしたね。
お正月の花がこの前まであったなんて、何か薬でも使ったのでしょうか?
>枯れゆく途中でも、そこにエネルギーが発生しているように見える
なるほど~~~~です。
枯れ系が好きになったのは、写真を撮り始めてからなので
少女時代は ひたすら綺麗で高貴なお花が好きだったんですよ。
薬は持ってるけど、1滴も使っていません。
(夏場に使おうと思って、置いています)
蕾から開花する時と同じくらい、枯れていく途中に何か
エネルギーみたいなものを感じるんですよね…。(謎)
植物にとって、花はまだまだ序章です。
本番は受粉後に子孫を残すことですからね。
でもそのためには花の咲いている期間、目一杯綺麗に咲いて、アピールしておかないとそれは叶わないわけでありまして。
花の終わる時にはやりきった感でいっぱいでしょうw
そしてそこから次の命を紡ぐために、またその命を費やすわけです。
切り花はそこで終わってしまうわけですが^^;
でも、切り花として愛でられる花は、人の手によって増やされますから、これもある意味、種を存続させる戦略としては理にかなっているものですw
まだまだ序章、わかるような気がします。
繰り返す命あればこそ、その分潔く生きられるのかなとも
思ったりしますね。
やりきった感いっぱいの花もあれば、「こんなはずじゃなかった」
とガッカリ感満載の花もあるでしょう。
そこは人間と さほど変わりないかもしれません。
植物も動物も、基本的に「生きることしか考えていない」ですよね。
そこを人も見習えたら、もっと楽に生きられるのかもしれないのに
なんて考えてしまいます。。。