本が大好きなお友達が、本が苦手な私に貸してくれたのは…
↑ こちらの本。何年か前に、映画化されて話題になりましたよね。
↑ 関西にいた頃の記憶が蘇る、懐かしさ満載の内容でした。
大阪人の私には、阪急電車に乗って通学するのは夢でもありましたので
大学は迷わず神戸の大学を選び、四年間阪急電鉄さんにお世話になりました。
今は母の家の最寄駅が阪急京都線にあるので、帰省時には利用していますし
やはり阪急電車には愛着があります。
本を読んでいて、車窓の景色、車内の関西弁、駅の混雑、ホームの人の流れが
容易に浮かんできては、当時の自分を「ダメダメだったなぁ」と思い出したり
後悔したり、「またいつかあの沿線に住んでみたい」と思ったり。
全ての人に物語があるように、日々周辺においても事は動いてるんですよね。
電車内では、ぼーっとしてるか寝てるかでしたが、よくよく考えてみると
色んな事もあったような…。
今は電車に乗ったら皆スマホ… というパターンが多いから、たくさんの
楽しい種(ネタかな・笑)を見逃してしまっているような気がする。
人の話に聞き耳を立てるのは好きではないけど、面白おかしい会話は
関西では日常茶飯事だし、電鉄会社や沿線によって客層が変わるのも
見ているだけで面白い。
尾道に来た初め頃、三両編成の電車を見て驚いた。
「短っ!」と思ったからです。(逆に運行間隔は長いんですよね〜)
車もバスも電車も、ただの移動手段だと思えばつまらないのかもしれないけど
夢を乗せて走っていると思えば、また違うものが見えてくるかもしれない。。。