過ぎてみれば もはや過去の事。しかし、当時 一番不安だったのは…
↑ 枯渇が原因ではないので、先の見通しが一切立たなかった事。
そんな時、友人の「息子の住んでる地域はお水が出るので
いつでも取りに来てね」という有難い言葉。
あちらはあちらで大変なのがわかっているので、なるべくお世話には
なるまいとは思いつつ、最後までこの言葉に支えられていました。
(断水が終わって、電話できちんとお礼を言いました)
食材以外は何もない状態で挑んだ断水でしたが「常備しておけば良かった」
と後悔した物はというと、ずばり ペットボトルのお水。それだけです。
最初の2日間を乗り切る為に、1箱は今後常備しておこうと決めました。
あれもこれも 備えあれば憂いなしではありますが、阪神淡路大震災の
揺れを経験している者としては、最悪の事態はやはり家屋の倒壊であり
そうなると何を買って置いても無駄になるわけです。
そうは言っても 今後はどんどん年を取るわけですし、病気のリスクも
上がるし、停電も視野に入れつつそれなりに準備をしておかねばなりません。
↑ ただこの度、生活用水に関しては「尾道では何とかなるかも」
という風に思いました。というのも、井戸水が出る家が多いのです。
夫の実家の近所でも3件から自由にお水を貰えたらしく
どうりで実家の人達には 全く危機感がなかったわけです。
そんなこんなで断水が終了したものの、待っていたのは水回りの掃除!
キッチンのシンクは、油やソース類など全て布や紙に含ませて捨てており
殆ど洗剤と水しか流していない状態だったので、比較的掃除が楽でしたが
他が大変でした。今後は日々の掃除に一層勤しまなければ。
そして今は(というか、途中からずっと)
『 良い経験をした 』と、心から思っています。。。