脱・十年前

 

今日は猫の日。この日を意識するようになって、かれこれ四半世紀が経ちました。

 

↑ 十年前のまるお。今は亡き我が家の愛猫ですが、この写真を撮りながら思ったのが…

 

 

「もうあとどれくらいこのコと一緒にいられるのかな」

「来年は無理かもしれない」などといったネガティブな事ばかりでした。

昔は情報もなく、ただただ不安になるしかなかったんですよね。

 

 

この1年4ヶ月後に亡くなるわけですが、今にして思えば 猫の生命力は

考えていたよりずっと強く、その時その時で適応していくものでもありました。

飼い出した当初は私も若く、母親というよりは姉的な感じで接していたし

それなりに責任感を持っていたつもりではいたけど、今ほどではなかったかも

しれません。今も昔も命の重さは変わりないけれど、それに向き合う気持ち

というか、心持ちは随分変わったように思います。

 

 

あっという間に三年・五年と年月が経過するのを早く感じていましたが

十年までもひと昔前になってしまい、驚きつつも 心で思う事がこんなにも

変わるわけだから、それなりに時間が過ぎたのも頷けるようになりました。

 

 

ここ一、二年の間に見事に「死生観」が変わりましたが、今後またそれらが

どう変わっていくのか、上手く言い表せないけどちょっと楽しみにしています。